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教育ルネッサンス賞
「おへそのひみつ」
かみなりがなると、ぼくはおへそをかくします。
おとうさんもおかあさんも、かみなりさまにおへそをとられるよというからです。
ほんとうかなとおもうけど、すこしこわいからかくします。
おへそってどうしてあるんだろう。
ぼくは、おへそは口とおなじように、
くうきをすったりはいたりするところだとおもっていました。
おへそを見てみると、まるくてへこんでいます。
おなかをうごかすと、たてになったりよこになったりして口みたいです。
ぼくは、「おへそのひみつ」をよんだらいろいろなことがわかりました。
ぼくは、おかあさんのおへそを見せてもらいました。
おかあさんのおへそは、でっぱっていてあながあいていませんでした。
おかあさんのおなかの中には赤ちゃんがいます。
おなかが大きくなったのでいまはおへそがでぱっているけど、
赤ちゃんがうまれたらへこんだおへそにもどるよっておしえてくれました。
おかあさんが小さいはこをもってきました。
「これは、へそのおだよ。」といって中を見せてくれました。
ぼくが、おかあさんのおなかの中にいた赤ちゃんのとき、
ながいおへそでつながっていたそうです。
ぼくがうまれたとき、ながいおへそをきったあまりがかわいてとれたものが
「へそのお」だとしりました。
見てみると、まるいかたちのところとながしかくのところがあって、
うすちゃいろをしていました。
ぼくのおやゆびのつめよりすこし大きくて、かたくてかいのように見えました。
おかあさんのおなかの中にいる赤ちゃんは、
ながいおへそをつかって「さんそ」や「えいようぶん」
をおかあさんからもらっていることもしりました。
おぼえていないけど、ぼくがおかあさんのおなかの中にいたってふしぎだね。
おかあさんのおなかをさわってみたら、中で赤ちゃんがピクピクとうごいていました。おなかの中で、おかあさんをくずぐってあそんでいるのかな。ぼくも小さくなって、おなかの中をたんけんしてみたいな。赤ちゃんがうまれてきたら、おなかの中のひみつをきいてみよう。
宮代町立東小学校1年 須賀光紀
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